視線を感じて au Maroc

spoutnik2006-05-24

路地を歩いていると、

「? どうも、視線を感じる・・・」

と、その先にはこっちをじっと見つめる猫さん。(ゆめじカラー!)

この後、何度振り返っても、じっと彼は見ておった。後ろ髪引かれるじゃんか。
この、「見えそうで見えない、でも覗いてる」感じが、なんとも可愛らしかった。

(しかも、こっちから近づいたら逃げるんだろうな、と思わせる隙のなさ!)

廃墟の中から au Maroc

spoutnik2006-05-23

この街には、いったいどれだけの猫がいるんだろう?

「あれ、ここは廃墟かな?誰か住んでいるのかな?」と思わせるような建物は、猫さん達のお城になっていたりする。
ドラえもんで読んだ、「犬と猫の王国」を彷彿とさせる。そのうち本当に、いろんな知恵を得て、ちゃんと自活出来るようになるんじゃないかって気すらしてくる。

その廃墟の窓から、外の人間を眺める子猫。
お母さんの帰りを待っているのかな・・・。

貴婦人のように au Maroc

spoutnik2006-05-22

薄暗い路地。

一歩一歩進むごとにいろんなニオイがする、生活感の溢れるモロッコの路地に置かれた、椅子。

この間、「モロッコに飼い猫は少ないんじゃぁないか?」と書いたのだけど、実のところはよく分からない。路で暮らす猫さんにその辺の住民がエサをやったり、猫自身でゴミをあさったりしているパターンが多いんじゃないかなと、感じただけである。だから「飼い猫」と「路上猫」の境目も、あいまいなんじゃないかなぁ、と。
小さくて入り組んだ路地を歩いていると、それこそ「家」と「路」の区別も曖昧な気がしてくる。そこらへんの住民は、そこらへんを中心に生活をしているんだけど、日本やフランスみたいに「ここからここはうちの敷地」っていうような明確な区切りが薄い。
この椅子だって、いきなり路地に置いてあるけど、もしかしたら誰かの所有物かも知れないし、ゴミかも知れない、みんなの物かも知れない。

そして、そこがこの猫さんの居場所。
この椅子を選ぶだけあって、なかなか気品のある猫さんである。

鬼の居ぬ間に・・・au Maroc

spoutnik2006-05-21

すやすやと昼寝するお母さん猫をよそ目に、ちょっと冒険に出かける子猫。
街が街だけに、一瞬「お母さん、生きてる?!」と不安にかられた・・・。(大丈夫だった、ほっ)

ほら、気をつけないと、ロバやら馬やらに踏まれちゃうよ!
(実際、狭い路地をロバが引く荷車ががたがたと往来していたりする)
と、なんだかかなりハラハラして見ておりました。

こんなふうに道をちょろちょろしている子猫さんもわんさか。丸大ハンバーグの歌が(古っ!)思わず口をついて出てきます。

3度目のワクチン

spoutnik2006-05-20

昨日、ゆめじのワクチン狂犬病)に行ってきた。3回目。

フランスは狂犬病がある国なので、日本に連れて帰ることを思ったら、きっちり1年に1度(1年以内)、注射をしてあげなくてはならない。
そもそも家から出ることはないので、病気自体は心配ないのだけど。(と言いつつ、しっかり4種混合ワクチンも打ってるけど、だってもしも火事になったりして外に出たら、心配だもん)

で、去年も2度のワクチンで5月と8月に獣医さんに連れて行ったのだけど、その3ヶ月の間に300g増えていて、「こんな風に増えるのは問題ですね〜、そのうちブー猫になりますよ〜!」と注意された。

(いつも獣医さんに行くとビビってお漏らしをするゆめじが、8月に行った時に初めてガマン出来たのだから、その分体重が増えただけなんじゃないかと思うのって、親ばか?)

まぁともかく、注意をされたわけで。
む。
これはいかん。
飼い主として、ちゃんと健康管理をしてやらねば。

ということで、毎日2回、ちゃんと決まった量だけカリカリ(ダイエットと普通が半々)をやり、適度に運動させ、また5月を迎えた。

本当は、「最後の集中ダイエット」のために、日本から「小ネズミ(ダミー)12個セット)を送ったのだけど、郵便局ストのため、届かず。 とほほ。

で、結果は、

「去年8月と同じ、5、3キロ」


うんうん、いいよ、よく頑張った!
1歳の時点ですでに5キロ近かったゆめじだもの。
体重、増えてなくて、良かった・・・。

しかも、今回もお漏らしなし
(過去、数々の伝説を残したゆめじ、お漏らしなし2度連続記録達成!)

ちなみに去年のワクチンの記録。
http://d.hatena.ne.jp/spoutnik/20050524

ゆめじの伝説は、こちら
http://d.hatena.ne.jp/spoutnik/20050411

今回も、お漏らしこそしなかったものの、待合室でバカでかい犬達に囲まれ、肉球びっしり汗をかいていた。あまりに小さくゲージの隅に固まっていたので、まわりのおばちゃん達から「あら、小さい赤ちゃんなの〜?」と覗き込まれたりしておりました。

ごほうびに、にゃんにゃんブラシ(9ユーロ)を買ってやり、虫下しを(何故か)処方され、ワクチン代とあわせて60ユーロ近く。1ヶ月の食費が飛んだ・・・。

まぁともかく、お疲れさまでした。

箱入り猫 au Maroc

spoutnik2006-05-19

何度もいいますが、モロッコには猫がい〜っぱい。しかも、ほとんどが路上猫さん達。
エッサウィラという街は、海沿いなので、魚関係のゴミが多いからか、他の街よりも猫さんが多いように感じた。
薄暗い路地に、箱に入った状態で置かれた猫。お母さん猫も一緒だから、もしかしたらそこにもともとあった箱を家にしてしまったのかも。
無事にみんなが大きくなれるといいんだけど・・・。

モロッコ(の猫)特集!

spoutnik2006-05-18

おやおや、急にブログに新機能が追加されたみたいです。
楽しくなってきましたね!

ところで。




今さら?!



という声が聞こえてきそうですが。。。

ロッコで撮ってきた猫の写真、せっかくだからアップしようかなぁと。
いや、モロッコの写真、乗せ損ねたんですよ。バタバタしているうちに、「もう今さらだなぁ」って。

今さらですけどね。

で、記念すべき(←勝手に言わせて下さい)1枚目は、エッサウィラの高速バスターミナルにいた彼。
ロッコで見かけた猫は、みんな道でたくましく生きている猫さん達なので(猫をペットとして優雅に飼うなんて、滅多にないのではないかと思われるのに、街には猫さんがわんさかいる)、みんな大抵、口のまわりが汚れている。ゴミ箱をあさったりして食いつないでいるんだろう。
その中でもこの彼、際立って口のまわりが汚れていて、まるでおっさん。すごいしっかりした顔してますね。

というわけで(無理矢理!)、ネタのない日にはモロッコの写真、いってみよ〜。

(つまり、個人的に思い入れがあるってだけです)

それにしても、字の色変えるのって、けっこう面倒くさいですね。長続きしなさそう。