一時労働許可証

spoutnik2005-05-02

やっとこさパトロンが「雇ってるよ」の紙をくれたので、びくびくしながら労働局に行って来た。正確な場所を知らなかったので、建物に入る所からもうびくびく。
「あのぅ、ここでいいか分からないんですが、私は外国人学生で、仕事が。。。」「えぇ、ここでいいのよ、この奥に行ってね」
いきなりなんだか好感触な反応で少し嬉しくなった。奥に行くと、さらにいくつも小部屋があって、そのひとつに入るように言われる。
「学生さん?」「えぇ、そうなんです」「仕事の許可証を貰いにきたんでしょう?」「えぇ、実は私、知らなくて、もうすでに働いてしまっているんです」「ん〜、ダメよ、本当は働き始める前にこなくっちゃ」「ゴメンナサイ」「でも知らなかったんでしょ?」「知りませんでした」「じゃぁ、しょうがないじゃない、いいわよ」
これで、いちばんの気がかりだった「もう働いている事」はクリアされ、あとはほぼ問題なく終わった。パトロンが雇用期間を明記してくれなかったので(頼んだんだけど、「だっていつまでって、いつまででもいいょ」なんて言って期間を決めてくれなかった)、その事を言ったら「じゃぁ滞在許可証の日までってことに一応しときましょうね」。。。なかなかテキトーである。
コピーを取ってくるように言われて、建物の一角にあるコピー機に行くと、1枚20ソンチム(25円くらい)でしかも20ソンチム硬貨しかうけつけないときた。高いし不親切。でもこういう所にあるコピー機はほぼ99%故障中の国、フランスにあって、ちゃんと動く機械が目の前にあるというのは衝撃だった。やるじゃん、労働局。
来年度の学校については、「学生のセキュリテソシアル(健康保険)に加入できる学校」なら良いということで、大学付属なら問題ないが、私立だったらその点をよくよく確かめる事、と言われた。マルセイユにいい所あるかしら?
久々にお役所に行って緊張したけど、なかなかに親切な皆さんで、救われた。気がかりな事がひとつ終わってひと安心。