ふと気づくと

spoutnik2005-07-07

今まで数えてみようと思ったことがなかったので、今初めて気づいたのだけど、この5年間で実に15回も引っ越ししている。
注)引っ越しというのは、大小問わず、生活の場を移すことを目的としてその時持っている全ての財産を持って移動すること、というのを定義としてみた。
居候やら、部屋の交換、外人ハウス、最短で2週間、最長1年半、こうして数えてみると我ながらなんて生活してるんだと、気が遠くなってくる。別に引っ越しが好きな気性なわけでもなく、その前東京時代は7年間同じ所に住み続けた、どっちかって言うと「自分の城を作るタイプ」だと思っていたのに。そうこうしている間に、いろんな「モノ」に対するこだわりが徐々に薄れてきたような気もする。15回の引っ越しの度に連れてきたお気に入りのモノももちろんあるけれど、まず重くてかさばるものは無理、もう目が自然と避けて通る。
引っ越しも一段落して、大家さんも部屋も良い感じだし、出来ることなら少しのんびり住みたいとは思うものの、この先どのくらいフランスにいる(いれる)かも未定。ともかくマルセイユにいる間は、もう、引っ越しはしないでおきたいものだ。
そして、日本に帰ることがあるならば、これもまた、定住覚悟で、ちゃんと住みたいと願って止まない。