ゆめじの苦悩

spoutnik2005-07-17

最近、うちのゆめじさんに新たな使命が課せられた。
名付けて「便座でトイレできるかな?大作戦」。
もうすっかり「外出の度におもらし伝説」が定着してしまった(引っ越しの時にも、えぇ、ちゃんと・・・)ゆめじの汚名挽回プロジェクトである。
ネットで調べてみると、どうやら5ステップくらいを数週間かけて実践すれば、出来ないこともないらしい。その5ステップを簡単に説明すると、

  1. 猫用のトイレを、人間のトイレと同じ部屋に置く
  2. 猫用トイレを、便座に近い形の入れ物に替える
  3. 猫用のトイレの下に雑誌かなにかを敷いて、ちょっとづつ高さを上げてゆく
  4. 人間の便座と同じ高さでトイレが出来るようになったら、人間の便座の中に猫のトイレをはめる
  5. 便座に足をかけて出来るようになったら、トイレの砂を減らしていく

こんな感じ。最終的に、砂がなくてもトイレが出来るようになったら、作戦成功である。
もともと、引っ越してから、たまたまゆめじのトイレは人間のトイレの部屋に設置してあったので、すでに第1ステップはクリアである。入れ物も、丸い形のものに替えてみたが、コレも難なくクリア。そこで一気にステップアップを狙って、便座の上にいきなり猫用トイレを置いてみた所。。。これも成功!ただ、「ここで挫折する猫ちゃんが多い」と書いてあったので、この段階でしばらく様子を見てみることにした。
最初の2日はばっちり成功、「ゆめじもなかなかやるじゃないか」と気を良くしていたところ、3日目あたりから様子がおかしくなってきた。やはりこの高さでトイレをすることに馴染めなかったのか、「小」はするものの、「大」は降りてから床の上ですることに決めてしまったらしい。それでもそのまま様子を見ていたら。。。ついに両方下で!つまり垂れ流し。上から砂をかけようとした形跡あり。
あぁ、やっぱり先を急ぎすぎた、ということで、第2ステップ(丸い入れ物をトイレの床に置く)からやり直してみることにしたのだけど。。。もう「小」と「大」は別のところにするものだと思ってしまったらしく、猫トイレの中に「小」をしたあとで、丁寧に必要な量だけの砂を横の床に移し、そこに「大」を乗っけてあった。その砂の移し方も、だんだん巧くなっているし、乗っけ方にもこだわりすら感じられて、本人間違っているという認識は全くないらしい。巣の中に産み落とされた、小鳥のタマゴのような情景である。
などと感心している場合でもなく、これが続くようなら、また第1ステップからの再出発である。
5つのステップを2ヶ月、くらいの気持ちで気長に(ゆめじを信じて)やってみようと思う。
頑張れ、ゆめじ。