夢判断

spoutnik2005-08-06

寝ている間に、よく夢を見る。
大抵は、気になっていることとか、日常の延長的な夢である。(あ〜、クロワッサン生地にイースト入れ忘れた!とかそういうの)
けれど、たまにどうしてこんな夢を・・・と不思議な気分で目覚めることがある。今朝もそうであった。夢判断できるものならしてみたい。どういう夢かというと。
場所は、恐らく日本。わたしは語学学校で同じクラスだったF嬢(もう日本に帰国してしまった)と、どこかの高校の学園祭に来ている。学園祭かどうか分からないが、高校を舞台にした祭りのような感じ。その祭りのメインはイルカショーとか、水族館系の見せ物で、校内にも至る所に用水路のようなものが流れている。
そこでふとF嬢を見ると、怪我をしたペンギンの赤ちゃんを抱えている。曰く、「そこの用水路で拾ったの。」見ると、彼女が抱えているよりもさらに小さな子ペンギン(10センチくらい)が、ぺたっと倒れている。抱え上げてみると、お腹のところから内臓のような、ヒモのようなものが出ていて、ぐったりしている。「へその緒だ」とその時は思ったのだけど、目が覚めてみてから考えると、ペンギンは鳥なので、へその緒ではなかったのだろう。
さらにF嬢をみると、「そこの保健室でもらった」という、ペンギンのエサを持っている。カラフルな、ふ菓子のようなものが透明のビニール袋に詰まっていて、見るからにサクサクしてそうな食べ物である。
「どうしよう、うちには猫がいるけど、大丈夫かな。ずっとは飼えないけど、元気になったら、南極にでも放してあげよう(この発想がいかにも非現実的)」と、とりあえずうちに連れて帰って介抱することにした。
ぐたっとしたミニペンギンを抱えたまま、言われるままに保健室を探してみるのだが、校内を彷徨ったあげく結局見付からず、校庭でのコンサートを見るというF嬢を残して、ペットショップに行ってみることにした。
ペットショップに入り、ペンギンのエサを探す。と、あった。さっき見たのとはまた形状が違う、マーブルチョコくらいのつぶつぶになった固形エサ。「この方が小さいから、赤ちゃんペンギンにはいいかも」と手に取って値段を見ると、なんと200g入りで11,800円。ビビる。いや、でも、仕方がない、エサをやらないことには死んでしまう、と思い購入。その後19時にまた同じ学校で待ち合わせをしていたのだけれど、遅くなったのですっぽかして家に帰る。(夢とはいえ、薄情である)
うちに戻って、改めて買って来たエサの外袋に書いてある説明書きを読む。すると、そこに「ペンギンに与えていいもの」というリストが載っていて、「猫のエサ=可」との表示。なんだ、猫のエサでいいなら、こんな高価なのを買わなくても良かったのに〜、と後悔するけれど、実はペンギンのエサも気になるのでまぁとりあえず開けてみる。と、まぁ形状はハムスターのエサくらい。匂いは猫のエサ系。色はラクダ色。「さっきF嬢が持ってたカラフルなやつとはずいぶん違うなぁ〜」。
ここで、いきなり数日が一気に経過,子ペンギンはすっかり元気になっている。しかも、何故かあの時F嬢が抱えていたもうひとまわりおおきい子ペンギンも一緒に預かっているらしい。
いい天気なので,散歩に連れて行ってくれるよう、父に頼む。(ということは,実家に住んでいるらしい、しかも何故か猫を3匹飼っている)2匹のペンギンをちょこちょこ連れて父が散歩に出かけてからしばらくして、様子を見に行ってみると,2匹が各々あちこちにちょこちょこ歩き回るのを、父が川縁の石垣に座って眺めている。
と、小さい方の1匹に気を取られている間に、大きい方がどこかに行って見えなくなってしまった。大変だ,とすぐに探すのだけれど、見当たらない。元気になったとはいえまだ病み上がり、心配だ、ということで、近所に張り紙をして探すことになった。
張り紙を出してから間もなく、何件か「お宅のじゃないですか」と問い合わせの電話がかかって来たり,「預かっています」というお手紙が来たりしたのだけれど,見るとどれも猫。おかしい、ちゃんと「迷いペンギン」って張り紙したのに。仕方ないから張り紙に写真を入れよう、ということになって,父が持って来たのは何故か馬の写真。「この馬の、横顔の、この白い部分と茶色い部分の境目をアップにすると、あのペンギンに似ている」とか訳の分からないことを言う。けれど結局その写真を使って、張り紙を作り直した。
・・・というところで目が覚めた。
どうにも続きが気になるところだけれど、何よりも、この夢の意味するところがあるのならば、それが知りたい。