通貨について

spoutnik2005-08-15

今日はお休みだったので、ぷらっと散歩をしながら取りとめのないことを考える。
フランスの通貨がフラン(昔)。何とも安直な名前である。FranceとFranc。フランス語で書くとeの分だけしか違わない。ユーロだって,ユーロップ(フランス語読み)の通貨だからユーロ。Europe→Euro、基本的にネーミングの手法は同じだ。これがアメリカ読みだったら、ヨーロップだから、ヨーロになってたわけか。
それにしたってフランスでフラン、ユーロップでユーロ、こんな安直に通貨の名前をつけているところも意外と少ない。ドルにしてもポンドにしてもリラもドラクマも、国の名前を短くしただけって感じではない。
で、散歩中に想像してみた。日本の通貨が「にほ」だったとしたら。産まれたときから、1にほ、2にほ、って覚えていて、例えばテレビでは「にほ為替レート」とか言っていたり。
もしくは、国際社会を目指して「ジャパ」もしくは「ジャプ」。100ジャパ均一とか、ジャプ高とかっていう言い方が普通の日本。その場合,紙幣のデザインも今とはずいぶん違っているんだろう、なにしろ片仮名もしくはアルファベットの通貨な訳だし。
もしそれが普通だと思って生活していたら,「円」なんておっかし〜とか思ってしまうんだろうなぁ。不思議なもんだ。もともとこういう物だと思って使っていると何の不思議も違和感もないのに。
・・・などと。
我ながらこんなに不毛で無意味なことを考えたのも久しぶりで、ある意味いい休日であった。