ゆめじ、峠を越える

spoutnik2005-11-04

ゆめじが2歳半で初めての病気をした。

まず最初に、2日続けて吐いて、その日から丸2日以上、ほとんど飲まず食わず。

「吐いたのがショックで、同じエサは食べないのかも」と、違う種類のカリカリを買って来たり、ちょっとソフトなタイプの高級エサ(うちはカリカリ一本なので、それ以外は全部高級)を混ぜてみたり、鰹節をふりかけたり、何をしても一切、食べることを拒否。食べることが寝ることと同じくらい好き(なように見える)なゆめじが、こんな2日もエサを食べないなんて、これはもう一大事。
それまで至って普通に元気にしていたから、原因もよく分からない。どうも食べる時に口の中に違和感があるっぽい、と、口の中を覗き込んでみるけれど、「これってもともとこうだっけ?」というように何もかもが普通じゃなく思えてきて、しまいにはネットで「口の中にできる悪性の腫瘍」の欄を見て愕然。「癌かもしれない、どうしよう〜!!!」
最初は2〜3日様子を見て、なんて思っていたけれど、そんなの見たらいても立ってもいられない、朝になったら獣医さんに診てもらおう、と、2日目の夜は添い寝。2日食べてないから、ゆめじも元気がなく、心配で眠れぬ夜を過ごした。
朝になって、獣医さんに電話をし、状態を話すと、「病気かも知れないのだったら、予約は要らないから、午後いちばんで来て下さい」と言われ、学校も休んで午後になるのを待っていた、その時・・・ゆめじが食べ始めた。
柔らかエサも、カリカリも、以前の勢いでもりもり食べ、水も飲んだ。
「とりあえず食べるようになった・・・獣医さんに行くのはもう1日様子をみてもいいかも」と思っていたら、ゆめじ、みるみる元気になってゆき、トイレもいつものように済ませ、エサも(いつも以上に)食べ、あっという間に回復したようである。
きっと、最初に吐いたのは、毛でムカムカしていたから。もともと、あまり毛を吐いたりする習慣がないゆめじ、「食べたら吐く」という恐怖感から、食べられなくなっていたのかも知れない。
多少厭がっても、日頃からちゃんと口の中のチェックもしておかなくては、と反省した。じゃないと全てが病気に思えて、正常な判断が下せなくなってしまう。
全快して、少し前より我がまま度が上がったようにも思えるゆめじ。でも病み上がりに甘えたい気持ちも分かるし・・・。
なにはともあれ、良かったぁ〜、元気になって。ほんとに心配したんだぞ〜。