そうだったのか！

道を歩いていていつも気になっていた、アパートの表のドアの横っちょに打ち付けてある杭のようなもの。まぁたいして気になっていたわけでもないけど、「ドアを開けたままにする為？（でもドアって大抵内開きだから意味ない）」とか、「バイクを駐車する時にでも使うのかな？」と、まぁやる気のない推理を働かせていた。
・・・と！
授業中。
「フランスでの常識クイズ」みたいので、「家に招待されて、靴を脱いでくれと言われたら、ショックを受ける」というのがあった。それに対してクラスのコたちはブーイング。
「ショックを受けるとか言って、犬のウンコいっぱい落ちてる靴で平気で部屋に上がれる方がおかしい！」と。
それに対して、先生が反撃。
「だって、ちゃんと部屋に入る時にマットでこするじゃん！それにほら、古い建物なんかには未だに昔の名残で、「ウンコをこそぐための杭みたいなのが、アパートの入り口についてるでしょ？見た事ない？昔は犬の糞どころか、馬のも落ちてから、今よりもっと悲惨だったんだから〜。すぐ横のほら、エステール通りなんかの建物には、まだいっぱいあるわよ〜。」
・・・それってわたしが住んでる道じゃん！あれ？っていうか、ウンコをこそぐための杭って・・・あれか〜！！！

知らなかったことを知って嬉しくなって、試しに（ウンコ踏んでないけど）靴の底を当ててみた。うむ、ぴったり。
いつかほんとに踏んじゃったら、是非試してみよぅ。でも靴は脱ぐけどね、部屋では。