魚のタマゴと白ワイン

spoutnik2006-03-26

今日からサマータイム開始。朝、いつもよりも1時間早起きしなくちゃならない。時間が1時間早まっただけで、一気に20時まで明るい。しかも今日はほんとにいい天気で,長袖のシャツ1枚でも心地よいくらいだった。

さて、今日帰りに、パトロンが何故かアペリティフをくれた。何故かっていうか、まぁ「試しに買ってみたからみんなで試食しようと思ったんだけど、忙しくって食べる暇もなかったし、せっかくだから持って帰る?」ってな感じと思われる。(実際、渡されたときも恐ろしく慌ただしかった)スズキのタマゴだって〜初だ。わくわく。

うきうきで、ケーキの箱に詰めてもらったそれを持ってバスに乗ると、ケーキだと勘違いした運転手から「え〜!それ、僕に?!」などと突っ込まれる。陽気がいいと、機嫌も良くなる、分かりやすい人達だ。

というわけで、昼間っからワインを飲むことにした。と、あれ、ゆめじ!君は猫なんだから、行くとしたら「魚のタマゴ」じゃないの?!そうそう、うちの御曹司ゆめじは、本当に本当に、臆病者。よくもまぁフランスまでやって来れたと今更ながらにしみじみと思う。で、大変に甘やかされているので、平気で食卓に上る。(それを仕事のひとつだと考えているふしがある)
でも、決して人間の食べているものに手を出したりはしない。もちろん、ちょっと鼻をくんくんしたりはするけど、いきなり口に入れたりもしない。わたしが指先に乗っけて、「はぃ、ゆめじ♪」ってやらないと、自分からは食べない。・・・怖いから!でも、食事の時間になると必ず、狭い食卓に上ってきて、食べ終わるまで横で静かに見守っている。きっと、「はぃ、ゆめじ♪」を待っているんだろう、けなげな食いしん坊さんだ。

だからきっと、見慣れない「スズキのタマゴ」はおっかなびっくりで、横目で見つつも、見慣れた白ワインをとりあえず嗅いでみたという感じである。可愛いなぁ、ゆめじ。

あぁ、そしてちなみに初めて食べた「スズキのタマゴ(しつこい?)」は、ちょっと大粒なタラコ、もしくはちょっと小粒なイクラ、もしくは柔らかくてほぐしてある数の子、という感じだった。まぁ要は、魚のタマゴ。でも黒いのってなんか高級感あるような気がするのはやっぱり気のせい?

いい陽気の中、昼間っから冷えたワインとアペリティフ(貰いもんだけど)。シアワセだなぁ〜。