久しぶりの日記、そして始まった戦いの記〜プロローグ〜 

とても久しぶりの日記。
あまりにも書かなさすぎて、また書き始めるのにとても時間がかかった。
だいたい、イタリア記を書こうと思ってたのに!!!
何やってんだ・・・

とはいえ、けっこう忙しかったんだけど。
だったら「イタリア記」なんか始めなきゃいいって話?だったんだ・・・。


さて。

気を取り直して。

このブログでは、フランスで問題にぶつかった時に、
これ以降同じ問題にぶち当たった人がもしかして読んでも
為になることが書きたいなぁと一応思ってた。
自分自身、いろんな問題(アパートのコトとか、フォーマシオンのコトとか)に直面した時に
やっぱりネットで何か経験談がないかとか探したことはもちろんあるし、
わりと高い確率で「あまり有益な情報が得られない」ことが分かったから。

だから、もしもこれを読んでちょっとでも参考になることがあればいいなと
思いつつ書いてた。

で、今回、また大きな問題に直面してしまった。
また、というか、格段に、格別に、大きな問題。特大。

しかもまだ全く解決してない。

でも、これについても、某掲示板とか見てもさっぱり助けが得られず、
(きっとタブーなんだ、このネタは)
だったらもしダメでもそれなりにやれるってコトを
そしてそんな記録を付けておこうかと思う。

というわけで、ちょっと日付がさかのぼるけど、
あった出来事をクロノロジックに書くために、
2月


とても久しぶりの日記。
あまりにも書かなさすぎて、また書き始めるのにとても時間がかかった。
だいたい、イタリア記を書こうと思ってたのに!!!
何やってんだ・・・



とはいえ、けっこう忙しかったんだけど。
だったら「イタリア記」なんか始めなきゃいいって話?だったんだ・・・。
いろいろ書きたかったんだけどなぁ・・・イタリア・・・。




さて。




気を取り直して。




このブログでは、フランスで問題にぶつかった時に、
これ以降同じ問題にぶち当たった人がもしかして読んでも
為になることが書きたいなぁと一応思ってた。
自分自身、いろんな問題(アパートのコトとか、フォーマシオンのコトとか)に直面した時に
やっぱりネットで何か経験談がないかとか探したことはもちろんあるし、
わりと高い確率で「あまり有益な情報が得られない」ことが分かったから。




だから、もしもこれを読んでちょっとでも参考になることがあればいいなと
思いつつ書いてた。




で、今回、また大きな問題に直面してしまった。
また、というか、格段に、格別に、大きな問題。特大。





しかもまだ全く解決してない。




でも、これについても、某掲示板とか見てもさっぱり助けが得られず、
(きっとタブーなんだ、このネタは)
だったらもしダメでもそれなりにやってみた記録を付けておこうかと思う。




というわけで、ちょっと日付がさかのぼるけど、
あった出来事をクロノロジックに書くために、
2月10日からのスタートにしてみる。




今度はきちんとシリーズ完結する予定なので、
もし止まってたら叱って下さい。

マルセイユからローマへ。

spoutnik2006-09-20

イタリア日記、初日。
夜行のバスに乗ってローマまで。
マルセイユのいちばん中心の駅、st.charlesのバスターミナルからの発車。
ちなみにこのターミナル、新装開店でとてもキレイになっていた。
もっとお金使う所、ある気がするけど・・・マルセイユ
まぁそれはさておき。
なんだか遠足気分でおやつとかお茶とかを持参してバスを待つ。
...が、来ない。
周りにもイタリアに向かう人がぱらぱら集まり始め、
聞こえてくるイタリア語に心うきうき。
と、1時間近く遅れて、バスが到着。
しかも・・・ほぼ満員!!!・・・これはまいった・・・。
夜行だから、もちろんのんびり寝る気満々で来たのに、
満席で席を選ぶ余地もない。(ちなみに高速バスの席は決められていないので、各自で確保しなくてはならない)
気が付けば、いちばん後ろのトイレの隣、しかも3人がけの席でカップルと相席・・・要は、とても居心地の悪い席、になってしまった。
前を向けば、筒抜けで運転席のフロントガラスが見える席…と書けばわかるかしら。
前に何もないっていうのはなかなかに落ち着かないもので、
しかもあとからあとからトイレに人がやって来て、その度に足がトイレのドアにひっかかるし、
隣のカップルはいちゃつくし、もぅ「なんでまたよりによって・・・」な席である。
それでももう他にひとつも空きがないような状態なため、しかたなくそこに収まり、
この旅の為に購入した「クビまくら」をクビにはめる。
これ、よく日本だとハンズのトラベルコーナーにあるような、浮き輪式にふくらませて首にはめる、コの字のクッション。
旅行前日にふと思いつき、思いついたらどうしても試してみたくなり、マルセイユの街を歩き回って探し当てたのだ。
(すぐそのへんのスーパーにあるかと思いきや、どこにもなく、薬局にも在庫がなく、アウトドアの店でようやく見つけた・・・)
そしてその使い心地といったら!これはもう、最高!
今までさんざん飛行機やら電車やらバスやらで旅行していたのに、どうして今までこれを買わなかったんだ・・・!と心から後悔した。
特にわたしのように、どこでもいつでも移動中はとりあえず寝る!タイプにはもしかして必需品?だったのだ!
この首が固定されてなおかつふかふかした感じ・・・寝ていなくても、首にはめているだけで楽ちん。これから旅の際には手放せなくなりそう。
・・・とまぁ、首まくらの宣伝はこのくらいで。
さて、ぎゅうぎゅうでどうなることかと思ったバスの旅、実際の所、フランス国内の移動の人も結構乗っていたらしくて、ニース辺りで一気に人が入れ替わり、なんとかまともな席に移ることができた。
と、そうこうするうちに、国境に到着。
以前スペインに同じようなバスで行ったとき、帰りに警察の監査が入って1時間ほど足止めされたのだけど、今回・・・はもっとひどかった。
恐らく、ついこの間の「ローマ法王の発言に対抗するテロ予告」の影響だと思われるのだけど。
まずは全員、パスポートのチェック。そして、怪しげだと思われる(コレ、多分警官の独断と偏見)人のパスポートを預かってひとまず警官が降りてゆく。
・・・戻ってこない。・・・戻ってこない・・・。・・・一体、パスポートの何をチェックしてるんだ・・・。
だんだん、バスの乗客たちの仲間意識が芽生えてくる。と、誰かがつぶやく「くっそ〜、なんだよ、荷物出すのかよ?マジで?!」。
にわかにざわめき出す乗客たち。みんな窓から下を覗く、と、確かに警官たちは、下の荷物庫からみんなの荷物を路上に並べている。
「ちょっとぉ、なにあれ?これから全部見るつもり・・・?!」
なにしろ、時間は夜中の2時。寝ているのに起こされただけでなく、足止めをくらってさらに荷物まで開けられるとなると、普通の人ならまぁ機嫌が悪くなる。
暗くて何が行われているかも分からないまま、何をしているかの説明もないまま、ただ時間だけが過ぎてゆく。
するとまた、おもむろに警官たちがバスに乗り込んで来て、不審だと思われたパスポートを返して回る。
それまで「あの人パスポート持ってかれたわよ、不審者かしら?!」と思われた人達にしてみたら、はたはた迷惑なことである。
と、今度は乗客全員、外に出ろとの命令。
・・・え〜〜〜〜。
みんなが心の中で叫ぶ声が、吹き出しになって見えるようである。
仕方なさそうにみんなぞろぞろと乗り込み口の方に向かうと、そこには警官と警察犬。
口輪を外された警察犬の鼻ッ先をかすめて通るのは、なにもやましいことがなくても怖い。
みんな「旅行前に、こんなところで犬に噛まれたくない」という悲痛な表情を浮かべながら降りる。
なにしろ夜中の2時である。寝起きだし寒いし機嫌が悪い乗客が、ずらりとバスの横に佇む姿は、なかなかに異様である。
とりあえず全員、犬に捕まることなく降り終えて、やっと警官も納得したらしい。
またぞろぞろとバスに戻されて、やっとイタリアに入った。
これに要した時間、1時間あまり。
そしてまた長いバスの旅は続き、結局2時間遅れでローマに到着した。
続く。

2ヶ月ぶりの日記

spoutnik2006-09-17

あぁ。
なんて日が経つのが早いんだろう。
あれやこれやと忙しく、気が付けば、前の日付が7月4日・・・有り得ない。
さて、明日から、10日のバカンス。遅ればせながら。
もともと、学校がある日は週末しか働いていないので、夏休みとはみっちり働かされるのだ。
そして、その間にみんなバカンスを取るわけなんだけど、
でもわたしだって、学校行って、週末働いてで、休みの日が1日もないのに、
そのまま夏に入って、バカンスのせいで人の薄い、忙しいさなかに働いて・・・だから、
結局このままじゃどこにも行けない!と、訴えたのだ。
(いや、実際は、「あのぅ、できたら1週間くらいバカンスが欲しい・・・」とおねだりしたんだけど。)
年の初めに親の病気で帰国したりしてるし、あんまり強いこと言えない・・・。
しかも、来年年明けにも帰りたいと思ってたりする。
育ての親といっても過言ではないおばあちゃんがもう93歳だから、おばあちゃんが生きてる間は、
年に1回は帰るって決めたのだ。
だったら夏休みなんか取るなって話だけど、これはこれで、また10月になったら1日も休みなしか・・・と思うと
なにかリフレッシュしたくて。
少し前にパトロンが代わり、それまでの主力が2人クビになって、それからの数ヶ月というもの、新しいパティシエが来てはクビ、ブランジェが来てはクビ、のくりかえし。もともと1ヶ月くらいのお試し雇用をしてからの、本採用らしいのだけど、もうなにしろ新しいパトロンは厳しい。それにけっこうクセもあるので、自分から辞めてく人も少なくない。
先週いたパティシエはいなくなって、今週また新しいパティシエが入ってきて、さらにもうひとり、来るらしい。最初の頃は、「あたらしい人がくるんだって、だからちょっと楽になるね〜♪」なんて言っていたけど、最近はもう、ちょっとやそっとじゃ期待出来なくなってきた。
それにしても、求人を出せばすぐに現れる、パティシエとブランジェたち・・・どこでなにをしてたのやら・・・数だけは山ほどいる職種なんだなぁと実感。
で、何が言いたかったかというと、これで「2月くらいに1ヶ月休みたい」なんて言ったら、わたしもクビになっちゃうんじゃないかってこと。そんな可能性も、このパトロンならゼロではない。だけど、やっぱり仕事より大事なことってあるから、おばあちゃんに会いに帰ると思うんだけど。ただ、言い出すのが・・・なかなか言えない。今回の1週間のバカンスだって、口火を切るのに3週間かかった・・・。

あとは、フランスのパティシエの資格、CAPが取れる学校で外国人を受け入れてるところがマルセイユにはないので、「自由参加枠」で受験してみようかと思案中。でも、参考書もないし、数学とか英語、フランス語のテストもあるらしく、実技はともかく・・・けっこう厳しそう。まずは参考書を探さなくては・・・と思い立ってはや1ヶ月、忙しさにかまけて何もやってない。この勢いで時が流れたら、来年5月の受験なんて到底無理な気がしてくる。

あ、それで、写真は、いつも仕事に行く時通る路の横の壁。いつか写真を撮ろう・・・と思いつつ、はや1年半・・・。

トマトとツナの冷製パスタ

spoutnik2006-07-04

暑い。暑い。暑い〜!!!!!
もう、コンロでじっくり料理とかしてられない、ほんと。フランスの暑さは主に強い太陽のせいなので、普通は屋内に入ると意外に涼しかったりするのだけど、うちは最上階ということもあり、夏2ヶ月くらいの間はかなり暑い。もちろんクーラーとか付いてないし、夜なんて扇風機付けっぱなし。
すでに温度計の針は30℃をさしている・・・暑っ。
さてそんなときに恒例の、手抜き料理のご紹介。今回のも早いです。パスタをゆでる時間を入れても15分。そのかわり、前日に用意しておく必要があるので注意☆

*材料2〜3人分*

  1. トマト(赤く熟した美味しそうなやつ)4個
  2. ツナ缶1〜2個(100gもあれば充分)
  3. バジル(乾燥でもいい、飾り用に生のがあるといい感じ)
  4. にんにく
  5. オリーブオイル
  6. 塩、胡椒
  7. パスタ

*前日の用意*
1、トマトをさいの目にガツガツ切る。湯ムキとか、タネを取ったりとか、そういったことはお家で食べるだけだし、しない。切り方も食べやすい大きさであればOK
2、ツナ缶を開け、オイル漬けならオイルを棄てる。水煮でも水を棄てる。
3、トマトとツナを大きめのタッパーに入れ、そこにオリーブオイル、ニンニクみじん切り、バジル、塩(結構多め)、胡椒して、軽く混ぜ、冷蔵庫に入れて一晩置く。

これだけ。5分もあれば完了。ただやっぱり一晩置いた方が味も馴染むし、トマトの酸味もまろやかになるので、これは欠かさず。そのかわり、1晩以上置くと今度は痛んできてしまうので、作ったら翌日に食べきるのがベスト。

さて、翌日。
暑いけど頑張ってパスタをゆで、一旦冷やしてから、前日に作ったタネと混ぜて出来上がり♪ほんっとに簡単で、しかも冷たいパスタとニンニクの香りで食欲も湧くし、この時期おススメのパスタ。
これなら舞ちゃんでも出来る簡単レシピ、是非お試しアレ。

そんなこんなで・・・。

spoutnik2006-07-02

灼熱のマルセイユ→極寒のパリ→そしてまた灼熱のマルセイユ
と、10日にわたる伯父さんガイドを終えて、我が家に戻ってきた。
この気温差に身体がついてゆかず、すっかり夏バテ(ついに30度に到達@マルセイユ)。
そんなわたしの横でもゆめじがバテ寝。溶けそうになっている、可愛いやつ。
昨日はサッカー、フランス対ブラジルで盛り上がり、休む間もなかった為に本日は15時間くらい爆睡して、頭痛薬を飲み、復活。
明日からフランス観光旅行レポートを書こうかと思っている次第です。
お楽しみに。

久々の、Paris!

spoutnik2006-06-21

ドイツのワールドカップを観戦後、ツアーを離れてフランスに来ることになった伯父さん(71歳)のお迎え&ガイドのため、2日早くパリに向かった。仕事の段取りをつけたり、学校の試験があったりして準備もままならず、どたばたとTGVへ。「こんなに暑いんだから、半袖とノースリーブに1枚長袖のシャツがあればいいよね?!」と思いきや・・・。
「うわっ寒っ!!!」
マルセイユ発、パリ直行のTGVから降りる人達みんなが、ホームに降りた瞬間につぶやいた。
・・・ほんとに、かなり、寒い!!!うきうきバカンス気分でノースリーブなんて、とんでもない〜!!!
とりあえずホテルに向かい、荷物を置いてから考える。「この寒さ、こんな軽装備じゃやばい。でも今なんてどの店ももう夏物だし、しかも今さらマルセイユで着れないような服を買ってもなぁ・・・。」
とりあえず、日差しさえあれば大丈夫だろうとお天気に任せることにして、とりあえず久々のパリ観光にくり出した。
とりあえずのお目当ては、Jeu de Paumeでやっている写真のエキスポ。パリに来るといろんなギャラリーや美術館があるからほんと羨ましい・・・。マルセイユってほんっとに文化水準が低いと言うかなんと言うか・・・。
ちょうど今、Cindy Sherman展をやっていて、なかなか面白かった。というかこの人自体、絶対おもしろい、と思う。まさに女優。
http://www.linkclub.or.jp/~kawasenb/shrmn.html←参考までに。
時代時代で、どんどん写真のテーマが進化して行く様子も面白く、最後まで観てまた、最初に戻って、と、2周してきた。まぁ写真自体がどうこうじゃなくてほんとに、そのパフォーマンスがスゴイと思った。
そんなこんなでもう夕方になりつつあったので、公園で休憩してから伯父さんの来仏に備えてカルト・ミュゼを買いに行く。前はメトロで買えたらしいのに、今はわざわざ観光局とか協賛してる美術館に買いに行かなきゃならないんだと。しかも4日有効で45ユーロ(!)。絶対モト取れないと思うけど、お年寄りだし日程もキツキツだからと、購入。これがあれば行列知らずなんだそうだ。
その後、マレをふらふらしてSt.Paulからバスチーユへまたふらふら歩き(実はギャラリーを探していたのだけど、あまり見付からず)、入ったとある美術本屋で立ち見した建築系の雑誌を見て、びっくり!!!
以前、バルセロナで見た、へんてこりんな建物
http://www.geocities.jp/spoutnik004/journal.barcelone.html (コレの12月22日参照)
なんと、Jean Nouvelの世界的な建築物だっていうじゃないですか!!!知らんかった・・・。しかも、コレと同じようなタワーを立てるプロジェクトをしているらしく。・・・あぁ、やはり文化水準の低いマルセイユにこもっていてはダメだ・・・と何故か実感。
まぁでも「へんてこりんな建物」というのが第一印象だったんだから、仕方ない。
まぁそんなこんなで1日目終了。歩き疲れ&寒さに勢いを奪われて、早めにホテルへ。
ホテルは伯父さんから「2つ☆くらいで」と言われたので、オペラ近くの2つ☆を予約して、そこについでに泊まることにしたのだけど、う〜んやはりパリでこの値段じゃ厳しいか?!という感じだった。けっこう汚いし、お湯の出は悪いし、部屋はくさいし、しかもあろうことかバスタブがない!
「伯父さん、がっかりするだろうなぁ・・・」そんな心配をしつつも、わたしは基本どこでも寝れるので、熟睡。広いダブルベット独り占めは幸せ。
(続く)

また巡る、菜園の季節

spoutnik2006-06-16

しばらくぶりの日記。
今、うちの菜園(バルコン及びキッチン)では、すくすくと春に植えた植物が育ち始めた。
ルッコラ
*バジル
*紫蘇(一時、へこたれそうになったけど、なんとか挽回)
イタリアンパセリ
などなど。

で、やはり一番丈夫なルッコラ(フランスでは、道ばたの雑草といえばロケット(←ルッコラのこと)というくらい)、すくすくと育ち、日々の食卓を彩ってくれている。

せっかくなので、スモークサーモンとルッコラのクリームパスタを作った。
ベシャメルも、少量作るだけだからトマトソースベースよりも早いくらい。火をじっくり入れる材料もないし、時間のない時にぴったりのパスタ。
サーモンとホウレン草もいいけど、夏バテ気味な時はルッコラの刺激的な香りにしゃきっとさせられる。

是非お試しアレ。